木空西岡diary

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シンコピィ/失神/SYNCOPEの感想

sapporoshortfest.jp

 

彼女はダンス作品「SYNCOPE」の型破りなオーディションに合格。しかし、振付師は彼女の取組にまだ満足できない。狂気に満ちた振付師の欲望が彼らに要求する事とは。

ライナス・フォン・シュトゥンベルク | Linus von Stumberg

Fiction, Thriller | Switzerland | 2023 | 0:15:39 | 学生作品

以下感想

 

面白かったです。

冒頭のインタビューが犯罪被害者インタビューっぽい雰囲気あったから

なんかデスゲーム始まりそうと思ったら

中盤もデスゲームっぽくて

やっぱりデスゲームだった。

なんとなく先のストーリーは読めるんだけど

それでもめちゃくちゃ面白かった。

映像とか雰囲気も良かったし

ダンスも良かった。

素晴らしい迫力だった。

デスゲームの最中に死にそうになってチームで助け合ってるシーン良かった。

 

デスゲームモノってルール説明するシーンが長尺でだるかったり

ルールが難しいと面白さが分かり辛かったり

キャラクターがデスゲームクリアできる説得力を描くのが大変だったりするけど

「シンコピィ」はそういう難しい部分をクリアしてるのがいいと思います。

デスゲーム主催者がなぜデスゲームを行ったとかもわかりやすくていいです。

ダンスだからどのシーンも迫力もあって常に見ごたえがあるのも良いです。

とてもいい映画なのですが西岡ちゃんは

デスゲーム主催者が倒されるタイプの話が好きなので

エンディングはガッカリしました。

話の雰囲気的には「シンコピィ」のエンディングはすごくあっているので

これが正解で完璧なんだろうな…という気持はあります。

でも、もっとハチャメチャに訴えられてくれ。

なに平然と成功した一般芸術家みたいな顔してんねん犯罪者。

あの振付師刺されろ!刺されろ!

誰からも顧みられず落ちぶれた生活をしてほしい。

 

それはそれとして凄く見ごたえがあって良かったです。

デスゲームとして見ごたえのある作品でした。

以上感想終了。