違和感だらけの“変”な間取りの裏に隠された驚きの真実に迫る展開で話題を集めたYouTube動画をもとに、動画制作者・雨穴が自ら物語の続きを加筆して書籍化したベストセラー小説「変な家」を映画化。
2024年製作／110分／G／日本
配給：東宝
劇場公開日：2024年3月15日
以下感想。
西岡ちゃんは結構楽しめました。
好きな部類の映画。
他の人類にお勧めできるかは微妙。
原作にない要素が結構あってそれが賛否分かれると思います。
原作「変な家」の魅力って
探偵役の「栗原さん」「雨穴さん」が現場に赴かずに
己の知恵とインターネット情報で変な家を推理していき
真相にたどり着くところにあると思うのですが
その部分が結構改変されているので
原作の「栗原さん」「雨穴さん」が好きという人類は
あんまり楽しめないんじゃないかなと思います。
柑橘類は原作の「栗原さん」「雨穴さん」が好きなのですが
映画のちょっと知能低めの「栗原さん」「雨穴さん」は許容範囲。
実写化ってこんなもんやろ。
実写化にあたり子供部屋に空いている地下の穴とか
本家の隠し通路は見ておきたいですからね。
「栗原さん」「雨穴さん」が隠し通路を発見するところを映すためには
二人にガチ目の探偵になっていただくか迷惑系YouTubeなって
実際に動いてもらうしかないですからね。
迷惑系YouTubeを選択し全体的に知能低めになったとのだと思います。
チェ－ンソーババァとか謎の薬品使いまくりも映しときたかったんだろうな。
エンディングの完全に終わってるお母さんで理解したのですが
そういえば儀式の詳細わかってないな…
作中では「本家の男児が時期になったら三人殺して三人の手を奉納する」
と説明されていますが
実際はお母さんが殺してたり当主のじじぃが殺してたりするので
超雑ガバガバ儀式なんですよね。
当主のじじぃはギリ本家の男なのでありかもですが
お母さんは絶対違うので本家が監視が無くなったら儀式を行う必要ないんですよね。
毎年度左手がない子が生まれてるのならまだしも
作中ではそんな子出てきていないので
本当にの呪いがあって儀式が本当に効果があったとしても
最初の一回の儀式で全部終わってんだろうな。
開催ペースも良くわからん。
数十年周期で3回連続殺人ぐらいのペースだと思ったけど
もっと間隔狭いっぽい。
過剰に儀式行い因習村。
もうそろそろ儀式ねじゃないんだわ。
びっくり系の演出があるので
苦手な人は覚悟した方がいいかもしれません。
悲鳴上げてる人いたし
西岡ちゃんも上げかけました。
原作はそういうのじゃないからびっくり系得意じゃない人類が
映画館に集まっている感じでした。
西岡ちゃんは普段「ゾゾゾ」「オウマガトキFILM」とか
見ていてそういう動画が好きなので映画「変な家」満足しました。
廃墟探索とか呪いの家探索の動画やゲームが好きな人にお勧めの映画。
西岡ちゃんは楽しめたのですが
少し作りは甘いです。
マネージャーが買おうとしている家が超埃だらけで
血だらけで床傷だらけで廃墟ホラー感はあったの良かったのですが
「いや、近々内見あるかもしれない家がこんなに汚いわけないだろリノベするだろ」
と思ったりしました。
もうちょい設定詰めてほしかった気持ちもあります。
原作にないシーンだけではなく原作にあるシーンもたくさんあるので
ちょい知能低めの「栗原さん」「雨穴さん」見るぞ！
という心持で行ける人はこの映画を楽しめると思います。
以上感想終了
