木空西岡diary

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もし女性が世界のリーダーなら/WHAT IF WOMEN RULED THE WORLD?の感想

sapporoshortfest.jp

「もし女性が世界のリーダーなら?」現代アーティストのジュディ・シカゴとパンクミュージシャンのナージャ・トロコンニコワ。2人の歴史的コラボレーションの記録。

ジュリア・マニオ | Giulia Magno
Doc, Social | Italy | 2022 | 0:07:00

以下感想。

 

この映画は好きではなかったです。

「もし女性が世界のリーダーなら?」

みんな幸せになれる。

そのパフォーマンスとインタビュー(コメント)の短い映画です。

まず、パフォーマンスと女性のリーダーが必要である、という

イメージが結び尽きませんでした。

パフォーマンスはカラフルな煙花火をまき散らしながら

煙花火と同色のテカテカな女性が闊歩するという物です。

その様子がなんか怖くて女性がリーダーになったらみんな幸せになれる

というビジョンがわかないんですよね。

なんでこんなにテカテカになってるんだろう?

うーん。

世の中に女性のリーダーが少ないのって

世間が女性がリーダーになるの邪魔してきたっていうのも

少しはあると思うんですよね。

それは男性達が自分たちの利益を守るために悪意で邪魔をしてきたというもあるし

女性が健やかであるために善意で責任のある立場を与えなかったというのもあると思う。

この映画は女性はやさしくあるべき、女性はかわいく美しくあるべき、

そういう世間をぶち壊すパワーはある。と思う。

男性や世間の悪意や善意を壊すパワーは感じる。

世間の声なんて何ものもんじゃい。

そういう反抗なのだろうか?

パフォーマンスの女性はやさしそうじゃないし、美しくもない。

すごく強そうに見える。

自由で元気には見える。

世間の声なんかしらねぇ!している人類の方がリーダーになれるような気はするが

良きリーダーになれるのだろうか?という不安がある。

「もし女性が世界のリーダーなら」のパフォーマンスを見て

女性にリーダーになってほしいという気持はわかない。

 

西岡ちゃんの理想は

世の中のクソみたいな男性のリーダーを首にして

素晴らしい女性のリーダを投入して

半分ずつで世界を幸せにしてほしいと思っているので

「もし女性が世界のリーダーなら」の語気は

強すぎて世の中の男性リーダー全員引きずり落とす勢いなので

西岡ちゃんの理想の幸せな世界とは違うんだよな。

男性のリーダーで良かったこともたくさんあるし

女性だっていただき女子とか変なのいるから女性=素晴らしいは

危険だよという気持になりました。

 

政治的は話ってシンプルな方が求心力在りそうなので

「実はいい男性もいて…」問う話はしていられないのかもしれない。

そんな感じで感想終了。