【あらすじ】
飼い犬が姿を消し、ダンが日課にしている朝の散歩が変化する。彼の決断とそれに続く出来事がミステリアスに彼の人生を複雑にしていく。
Director
Ben SomeckInfo
製作国:アメリカ
ジャンル:ドラマ
製作年:2017
上映時間:約15分
配信期間:2023/11/1~2024/1/24
上映歴:
ニューヨーク短編映画祭(アメリカ)
フォルトマイヤーズ映画祭(アメリカ)
以下感想。
ホラー風味の作品。
主人公のダンは犬のシンボに興味はないのだが
彼の彼女は犬を大切にしていた。
ある日ダンは散歩のとき、シンボを見失ってしまう。
代わりの犬マーフィーを家に連れ帰ってしまう。
彼女は当然怒りだし
これは私たちの犬ではない!
こんな人とはもう付き合ってられないと言い、家を飛び出していく。
ダンが落ち込んでいると暖かい部屋に彼女ではない女が帰ってきて
まるでダンと同棲中の彼女のように振舞うのであった。
マーフィーをかわいがる名前の知らない彼女のとの生活が始まる…
そんなストーリー。
犬なんてなんでもいいという男だったはずなのに
本当は女もなんでもいい男になってしまう
流されるままの男。
西岡ちゃんは薄情なタイプなので
ダンの流されるままの、その場しのぎの人生には共感というか
なんというか分かり実がある。
犬だって嫌いなわけではない。
そこそこ思い入れはある。
彼女だって大切だ。
でも犬がいなくなったらそのまま受け入れてしまうし、
彼女にブチ切れられたら、このブチ切れが早くなくなってくれたらいいな、
思ってしまうと思う。
無くなってくれるなら知らない女が上がりこんでも受け入れてしまうような。
これでいいか…みたいな気持ちには覚えがある。
たまたま別の実生にならなかっただけで
もしそうなっていたら楽に楽に生きていたような
そんな共感がある。
わかるわ~~みたいな。
世の中の人はそういう気持の人は少ないような気がするので
この映画を見たら少しムカついてしまうもしれない。
犬が可哀そうだもんね。
そんな感じで感想終了。